2016年03月06日
_ [Traveler's diary] UTAU DAIKU in ウィーン(ウィーン1日目)
ウィーン1日目、日曜日なので、ツアーの観光案内として、王宮礼拝堂で行われるミサの鑑賞が組まれています。時間が9時15分からなので、8時前に集合して出発の予定で、その為にモーニングコールが6時半に設定されています。ツアーなので、かなり周到です。
昨晩は到着が遅かったので、娘には朝集合前に、ホテルに来てもらいました。8時過ぎにツアコンの先導で、ホテルを出てトラムに乗って王宮方面に行きます。有料チケット制の、礼拝堂の上部の部屋に案内され座るけれど、ここからは肝心のミサは全く見えない。結局は、ミサ中に時折歌うウィーン少年合唱団の歌を聴くためのチケットの様だけど、それでも、そのウィーン少年合唱団だって、指定された席からは見えない。
娘はツアー参加じゃないのでチケットを買いに行かせたが、結局1階フロア後ろでの立ち見だったら無料の様。1階だからミサもちゃんと見えるし、少年合唱は上からだから見えないけれど、歌は天上から聞こえる。有料で入った私たちの席からは、ミサも合唱団も、席から窓側に移動しないと見えない(ミサ中は、移動禁止、それでモニタTVが置いてあるけれど、、)、どっちが良いのか微妙だ。
終わったあと、昼食まで自由時間。娘とツアー団体での昼食後の午後1時にブリストルで待ち合わせにして、私はすぐシュテファン寺院までゆくと、こちらはまだ日曜のミサをやっていた。男声合唱が居て、オルガンも生で入っていて、さすがにウィーンのミサ。ここで最後まで見ていた。(当然無料、ちゃんと座れる、お布施も取りに来なかった、、)
終わった後、近くのペーター教会に行ったら、ここでもまだミサをやっていた。よく見えなかったけど、ボーイソプラノが歌っていて、とても素敵だったのだけど、そろそろ出発しないと、昼食の集合時間に間に合わないので、昼食のレストランにむかう。
団体での昼食後、待ち合わせを1時半にしてからブリストルで待っていても来ない、結局娘が来たのは30分遅れの2時。就職した後、こんな事をしていては、役に立たないとすぐ直ぐ首になってしまう。
この日のウィーンでの初練習は、夜の6時から始まる事になった為、予定として、ホテルロビーに午後4時集合してから、とても早い夕食をとり、それから練習にムジークフェラインに行く予定。娘と待ち合わせの後、一緒に近くの美術館を見てから、私はホテルに帰る。
まさか、夜に練習するとは思わなかったので、ツアーの申し込みをした後、ネットでコンサートを探し、本番翌日の唯一の自由日にはシュターツオパーで「アイーダ」、この日はフォルクスオパーでの「こうもり」のチケットを娘と2名分取ったのだけど、「こうもり」の方は無駄になってしまった。見たかったなぁ、「こうもり」、、本当に残念!。
ウィーンでの初練習は、午後6時からムジークフェラインの地下にある4つのホールの1つ、グラス・ホール/マグナ・オーディトリウム(ガラスホール)で行った。昔、新婚旅行で来た時、ムジークフェラインでのバルトークSQの演奏会に行ったけど、楽屋口から入るのはもちろん初めて、、
練習前に。まず簡単な立ち位置を決める。基本的には、背丈の順。私は175cmで、この世代としてはまぁ普通か幾らか高めぐらい、だと思うけど今回のツアーのバスパートでは、日本人では2番目に高いみたいだ。既にこの練習から、助っ人の地元の合唱の人か何人か来てくれていた。こちらの人は皆背が高いので、私の隣は地元の人になったし、そして後の列は、全員地元の方だ。本場、ドイツ語を話すこちらの方と一緒に歌えるなんて、とてもラッキーだ!。
練習は、最初、日本での合同練習会でも練習を指導してくれた、ウィーン少年合唱団の指導者のゲラルト・ヴィルトさんが発声と一通りの練習を1時間ほどしてして、休憩後、本番指揮のシュテファン・ヴラダーさんの、初めての練習。ヴラダーさん、元はピアニストと言う事らしいけど、なかなか的確であり熱のある指導で、これなら本番も結構期待できるかな、と思われた。