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xiphioの備忘録


2017年06月09日

_ [audio] UREI 6300 簡単静音化、そのⅡ

前回、上部のカバーをはずしただけの静音を図ったのですが、暫く時間をおくとやはりファンが全開で回りだします。それを受けての対策です。画像の説明

ヒートシンクは既に上に向けて放熱が良いように露出していますが、これによって内部のファンは最早アンプ下部内の熱を排出するだけの役割しか果たしていません。そう考えてみればこのファンは今や殆ど意味が無いと思われるので、アンプ下部を密閉化してしまっている、ファンを取り付けている板と共にファンを排除して、全体の風通しを良くする事にしました。こうすれば内部に熱はこもりません。そして、パンチングしたカバーを、中央部分につけることにしました。

探せば黒塗装したパンチングアルミ板も売っていましたので、今回は切り取りと折り曲げだけです。8mmのパンチング板なので、切るのも曲げるのもとても簡単です。

これにより内部に熱がこもる事ももう無いでしょうし、ヒートシンクは上向きに露出していますので、多分これだけでファンレスのアンプとして常用できると思われます(予想ですが)。でもしかし、折角ファンコントロールの回路も装備しているので、念のために、薄めの100Vファンを2個購入しまして既存のファンの代わりに接続し、それぞれをヒートシンクの上に置くことにしました。

ファンはずっと静音モードのままですので、動作音は殆ど気になりません。ヒートシンクも常に直接風が当たっていますので、触っても冷たいままです。アンプとしては、少々熱くなる位の方が、一般的に音は良い様にも思うのですが、まずまずこれで良しとします。

追記: 全くファン音がしない訳ではないので、1週間ほど後、ファンを外してファンレスにしてみました。数時間経っても、ヒートシンクが少々熱くなる程度で、問題なさそうです。その後、1日中通電しっぱなしにする事も多いのですが、このままでも大丈夫かと思います。