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xiphioの備忘録


2018年05月11日

_ [computer] 4K@60Hz DP 対応 KVMPスイッチ ATEN CS1924 導入

リビングの三面ディスプレイ表示にしているパソコン環境を、一度どける必要が出来ました。とても大変なのですが、仕方ないので一度全て解体しました。それを機に、前々からまだ出ないかと探していた4K@60Hz対応のCPUスイッチを検索した所、ATENから最近発売されていましたので購入し、今までのDVI-DのCPUスイッチと入れ替えました。画像の説明

新しいCPUが出るごとに1台組んでしまう様な者にとって、CPUスイッチはほぼ必需なので、VGAが主流の時代からその都度機種を何台も変えつつずっと使い続けているのですが、新しい規格に対応するには何時も暫く時間がかかります。4K@60Hz対応もDPでやっと製品化された感じです。

日本でも、昔はCPUスイッチも数社から出ていたのですが、今ではATENぐらいしか見かけません。でも、流石にほぼ専業メーカーなので、ここの製品ならまず変な問題は起こらないかと思います。問題は6万少々と言う、もう1台パソコンが買えてしまう様な価格ですが、これはやはり仕方有りません。

機能は問題有りませんでした。以前のDVI-Dの製品は、USBやオーディオまで一本にまとめた専用のケーブルだったので、取扱しやすかったのですが、今回のは、DP、USB、Audioが全て別々のケーブルになってしまっているのがちょっと残念です。

追記: 当初「動作に問題有りません」と書いたのですが、それはメインに使っているPCの場合でだけで、他の4k@60Hz表示のPCを2とか3に繋げた場合、時折画面が乱れる事が判りました(周期的では無い)。どうやら機種によってこういう不都合が出るみたいです。

4k@30Hzに落とすと大丈夫なので暫くそのままで使って居ましたが、こちらで用意した切替機と4kモニタ間のケーブルが悪いのかも、と思い、近くで4k対応と明記されたエレコムの短い1mのDPケーブルを買ってきましたが、それに交換すると、それまで大丈夫だったPCまで画面が頻繁に乱れるようになりました。

そこで、「もっと上質なケーブルでは」と言う事で、アマゾンで探してDP1.4(8k@60HzまでOK)対応の1mのケーブルを取り寄せましたが、それを使っても、せいぜい元の状況に戻るだけの事でした。試しに、切替機からPCまでの付属のケーブルも交換してみましたが、画面の乱れが更に酷くなり、まともに映らないのでこちらも諦めました。

そうこうする内に、普段使っているPCまで、時折画面が乱れる現象が出るようになりました。ビデオカードのドライバを最新にしまして、またこの切替機のファームウェアを新しい物にアップデートしたのですが、あまり変わらないようです。別の機種の切替機のコメントに、Windows10のアップデート後に、このように表示が乱れるようになった事例があるようです。そこに、「出力カラーフォーマットをRGBからYCbCr422へ変更したところ表示の乱れは解消しました。」と言う書き込みを見たので、その通り実行しますと、報告通り、画面の乱れは無くなりました。現在、前述の設定で何とか4k@60Hzで使えています。

また、切替機のUSBにはマイクロソフトの無線マウスを繋げていて、そちらも一緒に切替出来るのですが、暫く前から、たまにマウスの動きが悪くなる事があります。当初は、マウスかPC本体の問題かと思っていたのですが、色々試した結果、どうやら切替機が原因の様です。仕方ないので、無線マウスは、今はPC本体につないでいます。

ATENのCPUスイッチは、デュアルリンクのDVI対応の機種から使って居まして、少々高いですが安定していて結構信頼していたのですが、ここまで規格が上がると、なかなかなかなかすんなり作動しない物ですね。今後の更なるファームのバージョンアップとかで、安定動作するようになると良いのですが、、