2022年10月19日
_ [computer] 「Keychron Q1 QMK」&「Logicool SIGNATURE K855GR」
本日、キーボード「Keychron Q1 QMK」が届きました。少し前に、ロジクールの「SIGNATURE K855GR」も購入しています。
どうも、気になるキーボードを見ると、(後で手に入らなくなる事も結構あるので)買ってしまい、キーボードばかり増えてしまいます。ただ、ロジクールの「SIGNATURE K855GR」は、一応待っていたモデルでした。
ワイヤレスキーボードは既に2台使っていますが、机の上で頻繁にキーボードをどけたり手元に持ってきたりする様な所や、使うにしても少しだけ、みたいな所では、無線モデルの方がやはり便利です。無線キーボードが本当に出始めの頃は、電池がすぐ無くなるという評論もあったのですが、既にそういう事は有りません。でも実際に、メカニカルの物で無線となると現状でもあまり有りませんが、FILCOから出ていまして、幾つか買いまして、実際に今使っていますが、無線がBluetoothです。
パソコンで無線と言えば今やBluetoothが普通なんですが、ペアリングしてあっても、いざ使おうとした時に数秒認識に時間がかかります。それに、BIOSに入るときには使えません。(「その時だけ、有線でキーボード繋げば?」、って事にはなりますが)
独自にはなりますが、その点ロジクール無線接続は便利です。"Unifying"と言う無線でのロジクールのマウスを以前より愛用していますが、接続性も良く、普通の使用では遅延も全く感じませんし、BIOS内でも使えます。なので、ロジクールから無線接続のメカニカルキーボードが出ないか待っていました。薄型のは既に出ていたのですが、メカニカルとは言えロープロファイルキーでは駄目です。7月に「SIGNATURE K855GR」の発売の記事を見まして、予約していました。
キースイッチが流石にチェリーの茶軸では無いのが残念ですが、赤軸です。ワイヤレス規格も"Unifying"ではなく、新しい"Logi Bolt"というのに変わっています。Bluetoothも使えるようですが、多分使わないです。実際届いてみて、キースイッチは悪くはありません。割と軽いので、安定感はイマイチですが、有線でなく無線で使った方が良い様な場所では、この機種が一番の選択肢となります。
本日届いた方のキーボードですが、Keychronというメーカは最近知りました。こだわりのメカニカルキーボードを各種出していますが、新作の"Q1 QMK"カスタムメカニカルキーボードは「机の上の芸術作品」とメーカーが謳うほどです。それに、重さが約1.8kg有ります。3万円超とかなり高価ですが注文してしまいました。
キーボード自体はタイピング時の安定性から言って、基本重い方が良いと思っています。「なんなら、底に鉄板が入っているくらいが良い」と、以前から思っていましたが、この機種は枠が鋼板で出来ています。
常時使っていますFILCOのキーボードも、昨今の物に比べると割と重い方かと思いますが、「Keychron Q1 QMK」はずっと重く安定感抜群です。以前買った、FILCOのステンレス板のキーボードよりずっと小さいので、頻繁に移動させるのは無理でもそれほど邪魔にならなくて、より実用性は高いかと思います。筐体が頑丈なので、実際にキータッチも、その音も、他の茶軸とは全く違ってきています。なかなか素晴らしいキーボードだと思います(高価なので当たり前ですが)。ただ、かなり重く気軽に位置を変えるのは大変なので、机の上にキーボードの定位置が有る事が、使用の条件となります。
キーのレイアウトも、それほど変では無いのですが、"Del"が上に行って、"Ins"が無くなっているのが、唯一気になります。そこはフォローが有りまして、きちんと"Ins"キートップが付いてきています。後からソフトで"PgUp"を"Ins"に、"PgDown"を"Del"にでも変更すれば問題は無いかと、、("PgUp"と"PgDown"は使えなくなりますが)。それと右上の回転ノブは、このキーボードの特徴の一つかもしれませんが、私は使わないですね。あの代わりに何らかのキーにしてもらった方が良かったです。それと、USB-Cの接続部分が後ろに飛び出していまして、これは邪魔になります。何かを当てて、コネクタ部分を傷めてしまいそうです。L型のコネクタのケーブルでも用意したほうが良いかも知れません。(注文しました)
通常、キーボードに要望する事はしごく単純で、気持ちよくタイピング出来る事です。それにはまず、キースイッチが感じが良い事、これが一番大事で、私の好みとしては今のところチェリーの茶軸という事になります。あとは、多種様々あるキー配置です。
キーの配置も、普通に考えて「よく使うキーが打ちやすい様になっている」のが大事だと思います。個人差は有ると思うのですが、私の場合、重要度や頻度から考えて、順に"CR","SPACE","BS","Shift","E/J",各カーソルキー,"Tab","Esc"などが来て、それから各文字数字キー、そして、各ファンクションキー,"Ctrl","Del"など、普段使うのはそれくらいでしょうか。
特に"BS"やカーソルキーは誰でも比較的良く使うキーだと思うのですが、ノートパソコンなどで、BSキーやカーソルキーがやたら小さかったり、変な配置になっていたりしているのを見ますが、何を考えて設計しているのか疑問に思います。
でも、こうやって改めて見てみると、普通のキーボードには不要なキーが多すぎますね。だいたい右側の"Shift","Ctrl","Alt"なんて、今まで一度も使った事が無いと思うし、この長らく使っている普段使いのFILCOのキーボードにしても、スペースキーの右左に訳のわからないキーが数個有りますが、未だにこれが何の役割をしているのか知りません。