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xiphioの備忘録


2017年12月04日

_ [wine] Savigny les Beaune Les Narbantons 2000 (Dom. Leroy)

年末と言う事もあるし、それにこの間、思い切ってルロアの最近のヴィンテージのワイン(一番安いポマール・レ・ヴィーニョ、でも昔の3倍値)を買った事もあり、久しぶりにルロアのワインを開けてみました。画像の説明

最近セラーは13度位なので、15.5度まで上げた所で、今宵も、飲みながら感想を書いています、、ライブの、ワイン評論です。

色はやはり結構薄め、最初の印象は、「そうそうこんな感じ」って、本当にビオワインみたいな感じで始まるのだけど、何というか、良くあるような危うさが無い。2口目になると、ううん、やはり美味しい、チェリーっぽい果実感のあるブルゴーニュではなくて、やはりどのワインとも違う、ルロアのワインです。次になると、アフターが驚くほど長く精妙、好みによって分かれるかも知れませんが、私にとっては、まぁとんでもなく素晴らしいワインです。

室温が13度ほどしか無いので、16度位にあげてもすぐ下がるにので、暖房を少し強めにします。

ワインはとても複雑で、テイストは謂わば全方位なのですが、中でも特に旨みの方向に強いインテンスが有って、かつそれが確固としています。ですから美味しい。

このテイスト、何年か前に、ゲタリアのレストランで飲んだ、DRCのコルトンを思い出しました。あちらは若かったですが、なんかこんな感じでした。その時は、以前からのDRCのイメージと違っていたので、「若いけどこれルロアみたいじゃん、美味しい」とか何とか言った記憶がありますが、放言では無かったかと思います。

半分を少し過ぎた頃かと思います。花とかチェリーのストレートな香りじゃなくて、ビオワイン系のちょっと湿った感じだけどとても魅力的な香りが、グラスを傾けるとまずします、そしてワインを飲んて一息すると、その報復のように、様々な方向性を持った好ましいテイストの針が、あらゆる方向から一斉に襲ってきます。素晴らしい、、と言うより、何とも恐ろしい。

ただまぁ、これだけ秀でていると、何かと一緒というのは、なかなか難しいと言うよりもったいないでしょうね。これはこれだけで味わうべき物かもしれません、、でも、そういう意味では、ワインを超えていますね。


2017年12月07日

_ [computer] 新しいNAS(QNAP TS-231P)とATOK17バンドル版を急遽購入

本日、某PC関係ニュースサイトを見ると、ATOK18発表とのニュースの中で、「今後パッケージ版は廃止」と言う記事を見ました。私は月々の価格は安くても、継続的に際限なく無く搾取されるのが大嫌いなので、慌てました。

昔と違って普段使うソフトは殆どフリーで充分なのですが、唯一IMEだけはATOKで無いとダメですね。それこそMS−DOS時代から使い続けているソフトです。

ATOK17は、以前から買おうとは思っていたのですが、最近のではATOK8、12、13、15とずっと買っていまして、古いのでも動作に怪しい所もあったけど、それらに特に不満も無かったので買わずにいました。しかしパッケージ版が無くなると言う事で、これはまずいと、急いで買っておく事にしました。

バンドル版なので、かねてよりNASを新しいのに交換しようと思っていたので、NASとHDDの合わせで、急いで注文しました。

で、夕方にそのニュースを見直すと、「パッケージ版は廃止されない」との訂正記事が、、、おおぃ、こういうのはやめてくれぇ、って所です。それだったら、待ってATOK18の方を買ったよなぁ、、。


2017年12月08日

_ [computer] QNAP NAS間データ移行

本日届いたNAS QNAP TS-231PとHDDですが、まずは使用中のQNAP TS-219PII からデータを移行する必要があります。

最近のNASは機能が豊富みたいで、色々方法も有るはずなのですが、そうは言ってもすんなりやり方が解らず、色々検索したりQNAPのHPでドキュメントを読んだりして、どうやらrsyncで同期するのが良さそうだと理解するに至りました(他に良い方法が有るかも知れませんが)。

QNAPでの具体的なやり方は、HPのFAQに載っていたのを参考にしました。「Qsync のファイルと文書を他の QNAP NAS にバックアップするには?」

現在コピー中です(約2Tで20時間以上かかる)。他にもっと適切なやり方が有るかも知れませんが、最近何でもすぐ忘れちゃうので、とりあえず自身の備忘録として手順を記録しておきます。

[1]まず、バックアップ先にてrsyncを許可しておきます。送り先のQNAP TS-231Pにログインしても、FAQで記載の「Backup Station」らしき物が無いので、"App Center"で探します。同じ名前のは無いのですが、アイコンが同じな "Hybrid Backup Sync"をインストールしてから起動。実際のメニュー等は、TS-219PIIのバックアップステーションと同じでした。バックアップの為のこのアプリ、参照する先々で実際の名前が微妙に違います。統一して貰いたいですね。Rsyncサーバーの項目で、ユーザ名とパスワードを入れて許可しておきます。

[2]コピーの実行はデータ元の方から行いますので、そちらのTS-219PIIにログインし、やはり「Backup Station」の代わりに、「バックアップマネージャ」を起動。"Rsync (ファイルレベルバックアップ)"で、新しいレプリケーションジョブを作成。そのタスク作成のポップアップで、名前の次にバックアップ先の設定します。開いた子ウィンドウで、IPアドレス、ユーザ名、パスワードなどを設定し、下の"テスト"にて、接続テストと転送速度の計測がされます。後はコピーするフォルダを設定すると、直ぐ実行されます。


2017年12月22日

_ [wine] Musigny 1998 (Vogue)

ミュジニーで、まだ一本も飲んでいなかったヴィンテージ、98を開けてみました。画像の説明

97や98あたりのブルゴーニュは少し弱いという評判でしたので、購入する本数が少なく、開けるのを躊躇していましたがもう20年ですから、やっと飲んでみた訳です。

色も濃く、香りも高く、テイストも凝縮していて素直に美味しい。昨年の今頃開けた97の感想を読んでみて(最近、飲んでもすぐ忘れてしまう)、ほぼ同じ感じで有る事に気がつきました。この頃まではまだ、結構濃いワインだったのですね。

これも、今頃まで開けるのを待っていて、良かったかも知れません。これで、とりあえずミュジニーは86から98まで一通り飲んだかと思います。(87だけ、数人で飲みましたが、後は一人で一本です)

先に2000と2003は飲んで居ますので、来年の年末は90年代最後の1999を開けましょうか、、


2017年12月25日

_ [wine] Gevrey Chambertin 1er cru Clos St. Jacques 1996 (Dom. Fourrier)

このワインを買った90年代は、あまり有名では無かったフーリエですが、今や超人気ドメーヌです。なぜか、96のクロサンジャックを買っていましたので(1999年に2本購入)、残りの1本を今晩開けてみました。恐ろしい事に、今、ここのクロサンジャックは7万円するそう、、この当時のマジ十倍値です!!!画像の説明

でも開けて飲んで、やっぱしここらのヴィンテージからとても美味しかったのね、って、ある意味納得でもあります。ただ、だいぶ前に最初の1本目を開けた時の印象は、確かそれほどでは無かった気がしますので、20年熟成してやっと真価が判るようになったのかも知れません。

今フーリエ96のクロサンジャックは幾つ残ってるのだろうと考えると、いきなり神妙にもなりますね。この後のジャン・マリーの事を知ってるからかも知れないけど、若き才気と言うか、そういう雰囲気を伴ったワイン。ゆっくりじっくり、時間をかけて丸1本、一人で味あわせてもらいます、です。


2017年12月27日

_ [wine] Ch. Lafite Rothschild 1983

やはり熟成を経た一級のボルドーは素晴らしい物です。ラフィットのテイスト、見えるのは、「綺麗な複雑さ」です。まるで、綺麗な模様を持つ複雑な網の目を見る、が如くです。

そのテイストの体験は、規則性では無い、綺麗な複雑さを持つ網目模様の遙か広がる地に、トンと着地するようです。地は蜂の巣の様に厚みが有るのだけれど、少し柔らかく弾力があります。これがラトゥールなら少し堅い所でしょう。なかなかつかみにくい、ラフィットの特徴がようやく分かる気がします。


2017年12月30日

_ [wine] Benfield & Delamare Martinborough Cabernet Sauvignon/Merlot/Malbec 1995

以前、ニュージーランドに行った時、2ケース近いワインをハンドキャリーで持って帰りましたが、その中の残り少ない1本。画像の説明

当時は機内持ち込みが出来ましたので、調子に乗って買ったかなりな数のワインを機内に持ち込みました。幸い、隣の席が空いていたので、そこに置いておけたのが有り難かったのを憶えています。

このワインは、マークはしていなかったのですが確かショップのお勧めだったと思います。口は蝋封されています。この後、売っているのを見た事は有りません。

NZのワインは何故か私の好みで、結構美味しいと思える事が多いのですが、日本ではほぼ無名だと思うのですが、これも凄く良いです。

何も知らずに飲むと、ムートンかな?、と、私なら思うかと思います。